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世田谷のエリア情報とおすすめスポット

世田谷って

世田谷は東京都の中では23区に入っているものの、特別区に指定されており人口93万人と他の都市と比較しても膨大な人数です。
すでに縄文時代には人が住んでいたらしい事が、貝塚の発掘で明らかになっています。
他にも複数の古墳や遺跡が発掘されており、それらは公園として整備されて残されているものの、歴史的探求がまったくされないまま宅地化が、急ピッチで進められているのが現状です。

現在でも公園や宅地あるいは商業地となっている箇所から、時折遺跡が掘り起こされる事も珍しくありません。

昭和初期まで武蔵国として、他の地域とは一線を置いていました。
旧東京府に編入されたのは、昭和に入ってからです。

エリアの大部分は武蔵野台地に属しています。
2つの河岸段丘が形成されている事からもわかるように、地形の起伏が多いのが特徴です。

断層の間からわき水が豊富にわき出していたゆえに、水利に恵まれていた事に加えて洪水が起こる事も、ほとんどない穏やかな地域だったため、比較的住みやすい地形となっています。
このわき水は農業に生かされたり、名家や武家屋敷の庭あるいは神社の境内に取り入れられて、等々力峡谷のように整備されたりもしていたのです。

現代でも水利に恵まれた環境は、農村で灌水に利用されてホウレンソウや小松菜、キウイなどの園芸に活用されています。
気候は内陸性なため冬の寒さが厳しいのですが、夏も冷涼なので避暑地としても高原野菜栽培にも適した環境です。

東京都といいながら、ちっとも東京らしくないのは、都心からかなり遠く離れている事や、こうした背景があった事も一因です。

世田谷の特徴

世田谷は水利に恵まれた環境が時の将軍にも愛されるなど、自然に恵まれた地域でもあります。
古文書に武蔵野の名前で登場するほど歴史も古く、由正しい寺社も点在している点も魅力です。

一方で文化施設や商店街の賑わいなどもあって、雰囲気の違いを楽しむ事もできます。
緑地や自然公園も多く子育てしやすさもあるので、人口が多いのも頷けるというものです。

緑地の一部は別荘地としても利用されています。

富裕層や著名人が集まってくるエリアとしても知られており、高所得、高学歴、高職種の三高の街とも呼ばれるほど、高級住宅地が広がっているエリアです。

世田谷のおすすめスポット

緑地や遊歩道あるいは自然公園が身近にあるので、癒され効果は抜群にあります。
等々力峡谷のように住宅のすぐ近くにある大自然などおありますから、ぜひ近隣を散策してみてください。

世田谷には一年を通じて伝統的なお祭りを含み、多彩なイベントが開催されてます。
世田谷のボロ市はなんと440年に歴史があるお祭りです。
東京都指定無形民俗文化財にも指定されています。

このようにごく日常の風景の中に、世田谷の魅力があふれているのです。