港区って
23区の1つで特別区指定区でもあります。
2018年度現在で25万人ほどの人口なのでなかなかの人口ですが、昼間と夜間の人口差が著しく日中は90万人もの雑沓でにぎわうのに夜間は約4分の1まで減ります。
港とつくだけあって津峡湾に面しており、太平洋を一望できる海の景観の美しさは圧巻です。
映画やトレンディドラマではおなじみの、レインボーブリッジを一望出来るお台場が東側にあります。
江東区、中央区、千代田区、新宿区、渋谷と品川など主要エリアに囲まれている地形です。
周囲には虎ノ門や新橋といったオフィス街と青山や赤坂などの商業街、そして麻生などの高級住宅地があるなど、多彩な表情を持っているのも港区ならではです。
赤坂離宮や東宮御所がある事や、駐日大使館および外資系企業が多く連ねている影響なのか、港区は上品でリッチなエリアというイメージを強く持つ人も多くいます。
実際区民の平均年収が日本一とのデーターもあるので、リッチというイメージはあながち間違っていません。
ただし年収も高いが物価も高いといった現実もありますから、果たして区民が本当にリッチな気分で生活出来ているかは別の問題です。
港区界隈は元々武家屋敷と町人が混在する街として、江戸時代からにぎわっていました。
元々港区という地名はなく昭和20年代に入って麻生と芝区および赤坂区が合併してできたものです。
いずれにせよ港区は住んでみたい街のトップにランクインするほど、国民から愛されあこがれられる街になっています。
洗練されているイメージが強い他、飲食店やショッピングエリアも豊富で生活の便が良さそうです。
福祉が充実していて財政も安定しているとの意見もあり、確かにこれなら住んでみたいと想います。
港区の特徴
港区は海岸沿いの埋め立て地も含まれ、武蔵野台地までかかっているのですが坂が多いのです。
芝地区だけでも20以上の名のついた坂があり、1つ1つが個性的で風情があります。
麻生や赤坂まで含めると実に100以上の坂があって、江戸時代につながる歴史遺産です。
自然公園や美術館および博物館も豊富なので、何度で来ても見応えのある街ということができます。
港区のおすすめスポット
レインボーブリッジやお台場など、それなりに有名なスポットはありますが、ぜひ坂道や海岸沿いの散策もしてみてください。
再開発が急ピッチで進んでいる一方で、歴史的遺産もしっかり残していこうとの方向性もありますから、ギャップを堪能してみるのも楽しいに違いありません。
喫煙所設置で助成金が出るなどといった、若干時代に逆らっているのかと思えるユニークな制度があるように、違いを柔軟に受け止める懐の深さが、港区の魅力なのです。