通勤ラッシュのピーク時間
東京に住んで暮らしていくためには、通勤ラッシュと上手に付き合うことが大切です。
通勤ラッシュのピーク時間は、だいたい朝の7時30分から9時ごろまでです。
とはいえ、駅によって電車の混雑がピークに達する時間帯は異なります。
同じJR中央線でも、八王子駅や立川駅などといった郊外の駅では通勤ラッシュのピーク時間は7時30分から8時ごろまでです。
ところが都心部の四谷駅や御茶ノ水駅になると、8時から9時がピークになります。
混雑を避けて上手に出社するためには、エリアごとのピーク時間を良く把握した上で行動することが大切です。
通勤ラッシュを回避する方法
通勤ラッシュは避けられないものと思っている人も、多いのではないでしょうか。
確かに自宅と通勤先の会社の場所を好き勝手に移動することはできないので、始業時間によっては通勤ラッシュを上手に回避することはできません。
とはいえ、ちょっとした工夫をすることによって、いくらか楽な通勤時間を確保することも可能ではないのです。
通勤ラッシュで特別に混雑する区間は、東京メトロ東西線の木場駅→門前仲町駅(7:50~8:50)、JR横須賀線の武蔵小杉駅→西大井駅(7:33~8:33)、JR総武線の錦糸町駅→両国駅(7:34~8:34)などと決まっています。
ですから、この時間帯と路線を避けて移動することによって通勤ラッシュを回避することは不可能ではありません。
毎朝のラッシュに巻き込まれたくないというのであれば、出勤時間をほんのちょっとずらすだけでもかなり楽になるかもしれません。
また、可能であれば路線を変更するのもラッシュを回避する一つの方法です。
通勤ラッシュ時に混雑率が高いのは1位が東京メトロ東西線、2位がJR東日本横須賀線、3位がJR東日本総武緩行線ですから、他の路線で行ける人は変更してしまいましょう。
通勤を苦痛と感じている人は多い
2015年に某大手就職エージェントが行なった調査によると、「通勤を苦痛に感じますか?」という問いに対して、首都圏では56%の人が「感じる・やや感じる」、全国的にも46.4%の人が「感じる・やや感じる」と回答しています。
苦痛の原因として「満員電車」と答えた人は首都圏で48.5%と約半数ですから、ラッシュ時の混み合った通勤電車を苦にしている人が多いことが分かります。
BBCが血圧や心拍数を測定して行なった調査でも、満員電車で体験するストレスは戦場に匹敵するという結果が出ています。
それほど、満員電車というのはストレスを与えるものなのです。
時差通勤・時差Bizを採用する会社も多くなりましたので、利用できる人は上手に活用し、通勤ラッシュを減らす一助となりましょう。