ルームシェアのメリット・デメリットとは
ルームシェアの1番のメリットは、なんと言っても金銭面の負担が軽くなることでしょう。
家賃や水道光熱費を折半できるので、一人暮らしよりも大幅に出費を抑えられます。
一例として、都内での一人暮らしをする場合は約8万ですが、2人で12万の部屋を借りると一人当たりの金額は6万と約2万も出費を抑えられます。
出費を抑えられるので、セキュリティが高く、設備が使いやすい物件に住むことができ、快適で充実した生活が送れます。
また、ルームメイトが居るので、何かあったとき相談相手が近くにいることもメリットです。
学校や仕事などでの人間関係、ホームシックなど、日々ストレスが溜まってしまうことは珍しくありません。
誰かがすぐ近くに居て、相手の状況が許せば相談できる環境が一人暮らしの時よりずっと多いので、ストレスも溜めにくく、精神的な辛さが軽減される可能性が高くあります。
しかし、ルームメイトとケンカしてしまうといった、ルームシェアだからこそのデメリットもあります。
特に多いケンカ内容は金銭面で、ルームシェアはルームメイト全員で分割して家賃や水道光熱費を払っている場合がほとんどです。
そのため、1人でも払えないとトラブルの原因となってしまうのです。
次に多い内容としては、価値観や生活リズムが違うことです。
仲の良い友達でも育った環境が異なるので、価値観や生活リズムが違うのは当然のことです。
最初の内は相手の生活リズムに乱されてしまい、ストレスが溜まりやすく、ケンカになりやすいので注意しましょう。
事前にルールを決めてルームシェアを快適に
仲の良い友達だから、ルール決めなんかしなくても大丈夫と思うかもしれません。
しかし、友達は自分とは違う環境で生活していたので、価値観が異なります。
どんなに仲が良くても、ルール決めは必ずしておきましょう。
特に家賃など金銭面のことは、ルームメイトと十分に話し合い、全員が納得できる内容にしましょう。
その際に必ず決めるべきことは、支払い方法、期日です。
決めた内容は、明確化し書面に残しておくと良いでしょう。
可能であれば、共有の口座を作り引き落としにしておくのも1つの手段で、代表者が毎月振り込む手間をなくしたり、忘れてしまうことへの防止になります。
また、金銭面だけではなく、ルームシェアをする期限も決めておきましょう。
ルームシェアを急に解消すると、残ったルームメイトに金銭面の負担がかかってしまいます。
物件の更新に伴い解消する、と事前に決めておくのが最適です。
上京などでの引越しでは、少しでも金銭面の負担を軽くするためにルームシェアをするのもおすすめの手段です。
しかし、ルームシェアでより良い生活を送るためには、事前にルールを決めておくことが不可欠です。
楽しく生活するためにも、相手とよく話し合いをしてからルームシェアを始めると良いでしょう。