文京区って
文京区界隈はすでに旧石器時代には人間が住んでいたらしい事が、遺跡から明らかになっています。
弥生時代のものも発見されているので、集落も形成されていた事は明白です。
武蔵国として長らく豪族の支配下に置かれた後、戦国時代以降に北条氏の影響化で発展していきました。
大変歴史のあるエリアです。
湯島聖堂を初め由緒ある寺社が残されていますから、歴史好きな人は散策をしてみると良いのではないでしょうか。
23区の1つで特別区指定地であり、人口密度が2018年度現在で1kmにつき220,388人と多いのは、他東京エリアと一緒です。
住みたい街ランキングではトップ１０に食い込むほどの人気エリアでもあります。
住みたいと想うもっとも顕著な理由は、大学など学校関係の施設が多く、教育環境が恵まれているからといったものです。
保育料が安い事も理由にあがっています。
ファミリー向けエリアとしての雰囲気を強くもたれているのが、特徴の1つです。
文京という地名が学問の府という意味合いでつけられた事からも、想像できるように有名国立大学が複数連なっています。
それにあわせて住宅街が多くを占めています。
他の23区のように常に雑沓にまみれているというよりは、全体的に閑静なたたずまいが目立つエリアです。
明治以降多くの時の文豪たちに今宵無く愛された街でもあります。
最先端医療機関や公園も多く、その間に商店街が散在している感じです。
教育熱心な親の多くが子育てをするなら文京区がいいと、想うのは自然でしょう。
そうしたファミリーの声を受けて、きめ細かい子育てサポートも充実しています。
近隣に繁華街がないので、地味なイメージですが生活していくのに困る事はありません。
文京区の特徴
文京区は多くの文人に愛された事もあって、多くの文学作品に登場しています。
その傾向は現代にまで引き継がれて、多くのテレビドラマやアニメ、若者小説にも登場していますから、日本一有名なエリアの1つです。
作品の舞台を訪ねて歩くのも楽しいでしょうし、文豪たちの軌跡をたどる散策も悪くありません。
学問の神様を祭った寺社やロシア大聖堂など、歴史好きにはたまらない建造物や記念館も散在しています。
オルゴール博物館や各種美術館あるいは資料館も豊富ですから、アートな気分を堪能するのもおすすめです。
それぞれの趣向や気分で気ままに楽しめるのが、文京区なのです。
文京区の見所
見所満載なので何度来ても飽きない魅力があります。
文京区を100％堪能したいなら、目的をある程度決めて歩いてみるのもおすすめです。
文京区では初めて訪れた人向けに観光ガイドマップを準備しています。
文学ロマンコース、安らぎロマンコース、芸術ロマンコースそしてお江戸ロマンコースと4冊あって、マップ片手に散策できますので、利用してみてください。