待機電力をカットする
電気代のうち一部は待機電力も含まれており、意外にも待機電力は電気を食います。
電気代の中の10%は待機電力分と言われており、それをカットするだけで、年間10%の節約になります。
家電製品で、電源スイッチを切っても、コンセントにプラグが繋がっており、いつでもすぐにスイッチが入るように、スタンバイ状態になっていると、待機電力が発生します。
コンセントに家電が繋がっているだけでも待機電力を発生させるので、家電を使わないときはコンセントを抜き、使うときだけ挿すようにするのです。
ただいちいちコンセントを抜き差ししていては、手間がかかり面倒くさいということもあるのでしょう。そのような場合は、節電タップを使うと便利です。
タップにスイッチがついており、スイッチで電気との接続を切りカットでき、タップで一括して複数の家電を管理できます。
エアコンの電気を節約
家の中で一番多く電気を使うのがエアコンです。
電気ヒーターよりも消費電力は少ないですが、一昔のエアコンだと1000Wぐらい、最近のモデルだと500Wぐらいの消費電力になっています。
エアコンを使う時間を減らす、効率よく部屋を冷やすまたは温められるようにすると良いです。
部屋ではサーキューレーターを使うと、部屋の空気をかくはんして、効率よくエアコンが使えます。
またエアコンのフィルターが汚れると効率が落ちるので、少なくとも月に1回はフィルター掃除をしましょう。
機種によっては、ON/OFFを繰り返すと電気を余計に使うので、30分や1時間程度なら、スイッチを切らずに付けっぱなしに方が節約になります。
温度設定も、外の気温よりも極端に離れた温度設定にすると、それだけその温度にするのにエアコンのパワーを使い電気を使います。
理想は、夏場は28度、冬場は20度にすると、電気をそれほど使いません。
場合によっては古すぎるエアコンを使っているなら、最新モデルに買い換えると、長期的に見て電気代節約になります。
参考サイト : エアコンの暖房の電気代はいくらになる?
冷蔵庫で節約
冷蔵庫はエアコンの次に、部屋の中で電気を使う家電製品です。
扉を何度も開けたり閉めたりすると、庫内の温度が上がってしまい、冷蔵庫が庫内を冷やすのに電気を使います。
開け閉めや開けっ放しは避けて、理想は1回6秒以内が電気を節約できます。
庫内の冷気を部屋内に逃がさないようにするために、冷蔵庫の入り口に、透明なシートやカーテンなどを付けておくという方法もあります。
また、庫内に野菜や食べ物などが、所狭しと詰めるだけ詰めていると、冷やすのに効率が悪く、余計に電気を使います。
庫内の80%までを目安として、物は詰め込みすぎないようにすると良いです。
冷蔵庫の温度調節を、高から低にするだけでも、電気代を20%節約します。
余裕があれば、設定を低くしておくと良いでしょう。