都営バス路線「01」が便利
東京間を移動する場合に活用するのは、ほとんどがJRや東京メトロ、東急電鉄、小田急線など鉄道網だと思われているかもしれません。
利便性は高いのですが、場所によっては目的地まで向かおうとする際に何度も乗り換えなければ着かないことがままあります。
しかし、実は都バスを活用しての東京間の移動も便利なのです。
都バスの路線「01」は新宿から六本木を通過して、さらに新橋までの区間を走る路線です。
この場合、電車で新宿から六本木までを行くとなると直通では行けません。
青山一丁目や恵比寿で乗り換えないと、この区間にはたどり着けないのです。
しかし都バスでは、乗り換える必要がなく直通で行けるので便利なのです。
さらにEXシアターや赤坂アークヒルズなどの施設にも駅からさほど歩かずに着ける所もバス移動の利点です。
この他にも、同じ路線で走る「渋88」は、青山学院前など少し遠回りの道を走行するので、いつもとまた違った景色が見れるのも都バスの楽しさです。
都バスの料金は?
都バスを利用する場合の料金は、大人が210円、子どもが110円で、ICカードを利用するとこれより安くなります。
ただし割引には条件があるので、公式ホームページで確認しておきましょう。
さらに都バスに乗車する際のお得な乗車券もあります。
1つ目が「都バス1日乗車券」で、こちらは東京23区内の区間に限り、1日だけ何度でも乗り降りが自由となる乗車券です。
料金は500円です。
2つ目は「都バス定期券(フリーカード)」です。
定期券とありますが氏名と利用区間の記入はないので、誰でも23区間内は都バスを自由に乗り降りできます。
1名に限り利用でき、料金は利用期間ごとに変わります。
1か月コースであれば9230円、3か月コースであれば26310円、1か月+4日であれば10000円で購入することができます。
それぞれ購入方法は同じで、都バス営業所や定期券発売所で入手できます。
当日券に限り、都バス乗車内でも購入できます。
バス移動で得られるメリット
都バス内ではWiFiスポットでもあるので、スマホやタブレット、パソコンでインターネットやSNS、メールの送受信も行えます。
しかし、パソコンを使用してのワークは他の人にあまり覗かれたくないものです。
最前列の運転手の後ろの席や最後尾の席なら、そのような心配も安心でゆったりと作業ができます。
さらに公式ホームページからは都バスの各停留所の接近情報を見ることもできます。
スマホ片手に確認できるので便利です。
そして電車と違って都バスでは町の景色を窓越しに近くで眺められるので、新しくできたお店や施設など思わぬ発見があるのもメリットと言えるかもしれません。