東京の求人倍率
日本の首都東京は人口も多く、求人も多いエリアです。
地方都市で生活していて、自分の希望通りの仕事に就いていない人は、東京に出て仕事を探してみるのもいいかもしれません。
東京での求人案件はたくさんありますので、業種を問わないのであれば好条件の職場を見つけることも夢ではありません。
とはいえ、状況をよく研究せずにただ単に上京したからといって、現在の生活をすぐにグレードアップできるわけではありません。
東京に行って新しい仕事に就くためには、自分の年齢やスキルを今一度考えてみる必要があります。
20代で転職を考えている場合、とりわけ優れた業績や経験がなくても容易に仕事を見つけることができます。
ITエンジニアとして成長していきたいという意欲のある人なら、既卒でもフリーターでも大きな可能性があります。
30代になると業績やスキルが重視されますので、上京を決める前に職場を探しておいた方が無難です。
東京の有効求人倍率は、2017年の6月時点で2.08倍となっています。
つまり、就職希望者1人に対して2.08の求人があるということです。
逆に失業率を見てみると、全国の完全失業率は2.8%なのに対し、東京の完全失業率は2.4%にとどまっています。
つまり、働く気さえあれば門戸は開かれているということです。
仕事の探し方
東京で仕事を探す方法としては、まずハローワークを挙げることができます。
ハローワーク(正式名称:公共職業安定所)は職業を紹介してくれる国営機関です。
求人情報を提供してくれるのはもちろんのこと、職業訓練相談や自己分析サポート、面接対策、転職相談なども受け付けていますので、まずは訪問してみることをおすすめします。
ハローワークと並行して活用したいものに、転職エージェントがあります。
転職エージェントはハローワークの民間版とも言える存在で、扱っている案件が非常に多いのが特徴です。
面接対策や自己分析サポートなどの体制も整っていますので、登録しておくといいでしょう。
登録はほとんどの転職エージェントが無料で行うことができ、プロフィールを充実させておけば希望に沿った求人案件を自動的に紹介してくれるところもあります。
転職エージェントは面接の日程なども調整してくれるので、現在地方都市で仕事をしている人でも、無理なく面接に臨むことができます。
上京するための費用
東京は確かに仕事がたくさんありますが、上京すればそれなりにお金がかかります。
特に現在、親元で生活している人は一人暮らしになると居住費が負担になりますので、寮完備の求人にターゲットを絞って仕事を探すのもいいかもしれません。
面接に赴くにも交通費や宿泊費がかかることを頭に入れておきましょう。