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地方でなく東京で働くメリットとは

東京で働くメリット

相変わらず東京は大人気なのですが、東京で働くと何か良いことはあるのでしょうか。
平成28年度に厚生労働省が、全国で20代の男女を対象に行った調査では、地方平均年収よりも東京での年収平均が、50万円以上も高いとの結果が出ています。

数字だけみると確かに東京の方が、給与水準が高そうだし東京で働いた方がよさげです。
ただし生活しやすさは、これだけでは判断できません。

もっと東京の物価高を含めて、データーを集める必要があります。
求人は圧倒的に東京の方が多いのは、多くの求人誌を見ても一目瞭然です。
日本有数の過密都市なのに、深刻な求人不足が東京でおきているのは不思議に想えます。

地方でなかなか仕事にありつけない人は、東京ならすぐ就労できる事請け合いです。
職種の多さでも東京は国内有数で、地方にしてみればうらやましくなります。

まだ20代後半くらいで、転職を視野に入れているなら、ぜひ東京市場を選択肢に入れておきましょう。
まじめに勤めれば、東京ならすぐにキャリアアップできるはずです。

東京は国内有数の文化都市である事も、東京で働くメリットにつながります。
人口が多い事もさることながら、様々なイベントや異業種交流会のようなイベント、楽しい趣味講座などが東京は豊富です。

有名な講師や文化人もほとんどが東京に在住していますし、人とのつながりも濃さを感じます。

東京で働くデメリット

逆に東京で働く事のデメリットも見ておく事が必要です。

地方なら絶対ないだろうと思える、中古賃貸の狭小住宅に入居するのに、エリアによっては15万円以上の家賃が必要だったり、地方で500円で買えるものが東京では倍以上もしたりなど、慣れないと文化ショックに陥る事になります。

東京の方が給与水準が高いのは、生活費が高いからです。
これではいくら高い年収を稼いでも東京なら、とんとんといったところでしょうか。

東京は地下鉄も含めて公共交通網が縦横無尽に延びているので、自家用車はほとんど不要です。
むしろ下手に車を持つと毎朝混雑に見舞われる事になります。

それなら電車通勤と思いきや、毎朝ギュウギュウのすし詰め状態の満員電車で、通勤する可能性が大きいです。
会社へ行くだけでくたくたになります。

東京は犯罪が多いので、一時も気を許せません。
我が身の安全は自分で守らなければならないのです。

東京で勤めても転勤の可能性が0ではありません。
特に大手企業ほど地方への出向を求められる事が多い傾向にあります。

東京で働く理由

東京で働くメリットとデメリットを比較すると、どっちもどっちです。
それでも東京で働きたい希望者が多い事の1つは、希望の仕事に就きたいというものです。

求人は多いし職種も多種多様なので、無限の可能性を広げてくれる、そう考えても無理ありません。
他に親しい友人が東京にいるからなど、人に由来する理由が続きます。